ホームセンターで見つけた「電力計」を使ってみました。
       
JA1LNQさんのレポート


■試して実験 ■
□今回は JA1LNQ さんの「簡易電力計」実験報告です。  □



先日(2/5)、常盤平(牧の原?)のホームセンターへ電球(40W白熱球)を買いに行った際、 電材品の棚に透明なポリエチレン袋に入った電力計なるものを発見しました。 「秋葉原以外にも、面白いものがあって何か遊べるな」と思い1個買ってきました。 部品としての品物であり、ケースにでも組込まないと安全性を担保出来ないとおもいましたが そこは、培った生兵法技術で「試して実験」をしました。 以下、そのレポートです。(JA1LNQ)




負荷として無線機(JST100)を接続
       

■試して実験 □簡易電力計(その2) □



接続した無線機、JST00を、CW50ワットで動作させると、簡易電力計の針は400W程を示した。
予想では100Wぐらいだったが、大幅に電力を消費している感じだ。




検証のためにクランプ型電流計で確認する
       

■試して実験 □簡易電力計(その3)□


簡易電力計につながる一本の線をクランプ電流計の輪ではさんでみる。電流計の表示はごらんのとおり、3Aを表示。 100Vのラインに3Aが流れている。ということはP(W)=E(V)×I(A)から300Wなのだが、、。
一方、簡易電力計の表示は400W。

ちなみに、写真1にあるメーターの横い添付されている説明文にはつぎのように記されている。

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●1500W以内でご使用ください。
●使用電気をワット数で表示します。
●表示は目安です。測定器としての使用には適していません。
●消費電力の小さな場合(100W〜200W)には、正しく表示されないことがございます。
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考察:
簡易電力計の精度を試してみたくて写真3の実験をしたのだが、 結果として簡易電力計とクランプ電流計(測定器)の指示値に100W(1A)程の誤差があり、 上記の簡易電力計の説明書きのとおりの結果であった。
まさしく簡易電力計は、目安な電力を知る手段としては面白い。




交直流クランプ型電流計
       


■試して実験□簡易電力計の検証に使った電流計  □



仕様
■交流、直流電流測定 ■測定範囲 0.1〜150A

以上、
試して実験 
電力計を使ってみるの巻
By JA1LNQ 
でした。


(H.28.2.8)

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