■ 電子工作マガジン(2012年冬号)に掲載
■ 2012年12月19日発売
□電波法に準拠。免許なしに実験できるミニAM送信機(ワイヤレスマイク) □
免許なしに運用できる無線局、すなわち「送信設備から3メートルの距離において毎メートル500マイクロボルト以下の電界強度」という電波法の規定に則って使えることを念頭において製作したAM送信機です。本誌タイトルでは「ワイヤレスマイク」となっています。 送信機とラジオの距離は10メートル。ラジオには送信機からの声や音楽が大きな音で聞こえます。秘訣は、送信機から10メートル先まで延ばしたシールド線の先に付けた40センチのループアンテナをAMラジオの30センチ以内の場所に置くことです。そのため一見、有線通信のようですが、回路は送信機で、信号もしっかり「無線」で伝わっています。 かつては、ラジオ工作の一つとして製作し、遊び、そこから無線技術への興味を発展させていくきっかけにもなったワイヤレスマイクでしたが、現代の電子工作の世界では自作ワイヤレスマイクで、自分の声を電波に乗せた時の、あの感動は体験できなくなってしまいました。
詳細は同号、58ページ〜63ページ掲載の記事を参照ください。
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