子供時代からのアマチュア無線の先輩だったJA1FCQ、門倉氏がお亡くなりになりました。2017年3月5日のことです。 享年81歳。早すぎるお別れになりました。
7メガの電信バンドを聞いているといつも決まって「7018KHz」で門倉氏のCQや和文の交信が聞こえていました。私が生まれ育った市川市の自宅は門倉氏のお宅から100メートル足らずの距離にあり、約60年前の1958年、中学生の頃から同氏宅を訪問してはBCL、SWL、アマチュア無線を実地に学ばせていただきました。
門倉氏の和文電信は当時からアクティブで、私もその影響を受け電信の世界に入っていきました。
生前最後にお会いしたのは亡くなる前年の師走、市川市内で食事しながら私の自作電鍵を見ていただいた時です。そのときもパワーアップ申請中との話しを聞き、いつまでもステップアップを続ける門倉氏に舌を巻いたものでした。
ご家族のお話では、仕事の次に命をかけていたのがアマチュア無線で、お亡くなりになる前の日も無線の前でキーを握っておられたとのことです。まさにサイレント・キーというべきでしょうか。
通夜、葬儀には電信のアマチュアのお仲間が集まり冥福をお祈りしました。
私も葬儀にはモールス符号のでのお別れ、「JA1FCQ 73 73 サヨウナラ」の繰り返しを録音したICレコーダと小型アンプをカバンに入れて臨み、棺の前でお別れの信号をお送りしました。
さようなら門倉さん、沢山沢山ありがとうございました。の想いを込めて。
以下は私が身内の文集に記した文の抜粋です。門倉氏の想い出を綴りました。
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Kさんとモールスと次衛紋と
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