レトロな真空管ラジオキット 高周波増幅１段付き再生検波４球「Ｒｅｔｒａｄｉ　００１ｅ」 レトロな雰囲気のデザイン。ダイヤル下の金色のネームプレート。再生式ラジオのなつかしい音。自作ならではの作り上げる楽しさのあるキットです。 　 しょうなんラジオ工作室で生まれ、平成１５年マイクロマガジン社から発売開始されました。 手作りの楽しさと「ラジオの時代」がよみがえる。Ｒｅｔｒａｄｉ　００１は昭和初期の縦型の木製キャビネットの真空管ラジオをイメージしてデザインしました。回路は昭和初期当時としては高級な、高周波１段増幅再生検波方式の４球でした。 冊子形式のくわしい組み立て説明書や作業用手袋が付属。半田ごてを使ったことのない方も安心して組み立てられるように配慮しました。使用真空管は現代？的にミニチュア管。ＳＴ管、ＧＴ管タイプも限定販売しましたが即完売してしまいました。シャーシの真空管ソケット穴をＭＴ管専用にしたので、市販の汎用並四シャーシを若干加工すれば、オリジナルのＳＴ、ＧＴタイプを作ることも可能でした。 完成後のキャビネットは高さ４０センチ、横幅３２センチ。６インチ半のスピーカからは、大型キャビネットの効果も相まってのびやかな音を楽しむことができます。モノラルながら外部オーディオソース入力端子付きなので付属の専用ケーブルを使うことでデジタルオーディオ機器やカセットテープなどの音を鳴らすこともできます。 ※同調には少々コツが必要で、当時の再生検波方式の操作性もそのまま再現されています。軽小短安の時代とは逆行していますが、作る楽しみ、そして眺める楽しみがあり、スローな雰囲気が心を癒してくれるラジオです。

「本格的木製キャビネットもキットです」 木製パーツは、金色に光るダイヤルエスカッション、ガラス、スピーカクロス、ネームプレート、裏板などを自らの手で組み立てるようになっています。 主な特徴 ◎当時の雰囲気を再現した大型キャビネット ◎心をなごませ、安らぎを与える真空管の温かい音 ◎１６センチスピーカの自然な音 ◎各種パーツを特別に復刻、製造 ◎組み立てに必要な時間はほぼ１日 組み立てに必要な時間はラジオ、キャビネット部両方で約１日ですが、ゆっくり時間をかけて製作を楽しむのも良いです。

昔のパーツのなかで 入手できなくなった ものは手作りで製造 しました

ダイヤル周りの プーリ、ドライブ軸 文字盤、指針 つまみなども特別製造

キャビネットは木製 １２ミリ厚。木目は１台ずつ違います。

外部入力端子付き 第２ロットでは 外部の携帯オーディオ の音楽も楽しめます	アンテナを作りました ビル内などの雑音、 感度不足に対応して アンテナキットも登場	ＳＴ管、ＧＴ管版も・・・ 製作しましたが、 現在はＭＴ管のみです 真空管のコストが難点

Ｒetradiはつくる楽しみはもちろんのこと、眺めて聞いて楽しめる、「夢とやすらぎを得ることのできるラジオ」です。パイロットランプのほのかな光に浮き上がるダイヤル盤の文字、１２ミリ＋専用バッフル板に取り付ける１６センチスピーカーのやわらかな音は、お部屋にくつろぎの空間を作りだします。

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Ｒｅｔｒａｄｉの主な仕様

原始タイプ自作レトラジ（これは、キットになる前の手作り品です） 　 作って、聞いて、見て楽しもう Ｒｅｔｒａｄｉの主な仕様 　品　　　番：ＭＣＲＸ−００１ｅ 　受信周波数：５３５ＫＨｚ−１６０５ＫＨｚ 　回路構成　：４球高周波一段増幅再生検波方式 　使用真空管：６ＢＡ６×２、６ＡＱ５×１、６Ｘ４×１ 　スピーカー ：１６センチダイナミック型 　音声出力　：１Ｗ　（モノラル・オーディオ入力付き） 　電　　　源：ＡＣ１００Ｖ　５０／６０Ｈｚ 　外形寸法（ミリ）：３２０（幅）×４１０（高さ）×２２０（奥行き） 　重　　　さ：約５．５Ｋｇ

真空管ラジオは、現在でも多くのファン、マニアを集める味わいのある世界です。その中でこの「Ｒｅｔｒａｄｉ」は決して高度でもマニアックなものでもありません。工作のひとつの原点である鉱石ラジオに代わるものとして、真空管のヒーターの光に心躍らせたかつてのラジオ少年の熱意によって企画・完成しました。機能・効率優先の時代に、スローな生活の見本のようなこうしたラジオで放送に耳をかたむけるひと時のやすらぎも実感していただけることでしょう。まして、それが自ら組み立てた、真空管のラジオ「Ｒｅｔｒａｄｉ（レトラジ）」であれば、その感はいっそう強いはずです。ゆったりとラジオの世界を楽しんでいただけることを願っております。 沼南ラジオ工作所室長

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