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SMT−1は思いでの送信機
       


■ 開局当時の送信機修復 ■
□ 簡素な送信機SMT−1 □


鉄製の小型ケースに真空管が2本。その他目立つ部品はバリコンとコイル。ばらばらになっていた部品を寄せ集め、再現しました。
    

終段はメタル管の6L6、もう1本は6SN7(双三極管)。片方の三極部で水晶発振、もうひとつの三極部を変調に使っていました。マイクは低圧のカーボン(電話器についていたもの中古)で、SG変調でした。開局時は、別に変調器をつけてプレート変調にしていました。
弾薬箱のような鉄製のケースに入っていたのですが、残念ながら、なくしてしましました。私の中学生時代の懐かしい送信機。当時手持ち水晶発振子(FT−243型)は、7050、7087.5の二つだけ。ローカル局同士、7メガバンドの離れた周波数でも交信できた時代でした。
この送信機にまつわる物語と修復の過程は誠文堂新光社刊、おとなの工作読本NO.7に掲載させていただきました。

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