沼南(しょうなん)ラジオ工作室 「電鍵」工作日誌 2019年1月

=== (■■13)手作り電鍵ならつまみも手作りで行きたい ===
           




□(■■13−1)手作りつまみ □


 縦振れの自作電鍵のノブ(つまみ)としては、ホームセンターなど売っているきれいな形の引き出し用のつまみが手軽ですが、自作電鍵ならばつまみも当然自作! ということでやってきました。しかしなかなか思いどおりの形にならず、いびつになったり、ずんぐりになったりしてしまっていました。それでも何度か作っているうちに少しづつコツが分かって来たような気がします。



電鍵の手作りつまみ−−−まずは、角材からブロックを切り出す
       




□(■■13−2)4×2cmの木材から切り出した四角のブロックを目的のノブの形にしていく□


 ホームセンターで端材として売っている4×2cmの棒きれからブロックを切り出す。





ブロックからまず第一段階の形作り
       



□↑(■13−3)ブロックからおよその形へ □


ブロックに描いた仕上がりイメージにそって、のこぎり、木工ヤスリ、カッターで削っていく  




形を整える道具類
       



□(■■13−4)最初はこれらの道具で元の形を切り出す □


 基本形を作り出す最大の道具はノコギリ。ブロックをバイスで固定してノコで切ったり削ったりしていく。その後木工ヤスリで丸みを出す。細部はカッターで削る。曲面は電動ドリル用軸付き砥石を使用。



ネジを付ける
       



□↑ (■■13−5)ネジはφ4mm、頭を切って接着材と共にねじ込む □


ネジはφ4mm、長さ2cmぐらいで予めネジ頭部分は金ノコで切り離しておく。底部中心に垂直につけなければならないので。つまみの頭部分にやすりをあてる前の平らなうちにひっくり返してφ3位のドリル刃で垂直に穴開け、その後タップを切り、瞬間接着材と共にねじ込み。
 ツマミ自体の本格的な削り、形作りはその後から。




回転させながら形を整える
       



□↑(■■13−6)砥石やヤスリで形を整えていくく □


 ネジを電動ドリルやボール盤に挟み、回転させながら本格的にヤスリで削っていく。根本のくびれの部分のカーブを作るためには電動ドリル付けた木工研磨用の軸付き砥石、そして金工用の半丸ヤスリ。ほんものの電鍵ツマミのような綺麗なカーブがなかなか描けない。これは仕上げ途中状態で、まだマッシュルーム形状のままだ。



ボール盤で回転させながら磨き、最終整形
       



□↑(■■13−7)ボール盤で回転させながらヤスリで整形□


 一応のマッシュルームぐらいの形になったらボール盤に付け替えてじっくり削っていく。頭部には適度なふくらみ、首の部分は細くスマートな曲線を、根本の部分はできるだけ細く、というのが目標ですが・・・。最終的にサンドペーパでしあげていきます。



できるだけ根本を細くしていきたいのですが、、、。        



□↑(■■13−8)アームに取り付ける □


各パーツを付けたアームを軸に取り付け、リード線引き出し用の端子を付け終わったところです。整形が終わったつまみをこれから取り付けます。



木の肌触りが指になじむ
自作電鍵にはやはり自作ノブを     

□↑(■■13−9) アームに取り付け完了 □







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