沼南(しょうなん)ラジオ工作室 電鍵自作研究 

=== (4)ダブル アルミレバー 複式電鍵 ===
   

2枚ノコ刃式のソフト感が気になり、アルミ板で作ってみました
       




金ノコ刃複式電鍵を作って操作しているうちに、今度はその「しなやかさ」が気になってきました。なんとかく、たよりない感覚。「カキン」、「カキン」、とめりはりよく受け止めてくれるのもよいのでは? と。

まったく勝手なものだが、まずは、ノコ刃の代わりに2ミリ厚のアルミバーを使って複式電鍵を製作してみました。





 かまぼこ板を土台に、必要部材を身の回りの金属片や木片で作る
       



□↑ 2ミリ厚のアルミから切り出した2枚のレバーは、あとから曲げ加工します □


できる限り、身の回りの金属片や木片を加工して作るのが趣旨。そこが手作りの面白さですが、結局形がそろわなかったり、穴の位置がずれるなどで「やすり」で修正して帳尻合わせすることが多くなります。





やはり接点の接触抵抗が気になって、、。接点を製作
       



□↑ 2枚ノコ刃式と同じように接点が心配 □


 2アルミレバーの複式電鍵。操作感覚は、とてもメリハリがあり、左右に振るたびにカチ、カチと気持ちよい手ごたえが出ました。この接点、始めは、3ミリのねじの頭がアルミ板に接触するだけでしたが、ノコ刃の時に問題になった接点の接触抵抗が心配。
ねじの頭にタイマーについていた接点を半田付けして、やすりで修正したものに替えました。

2枚のレバーは、ノコ刃のようにそれ自体で弾性がないので、レバーの間に反発ばねを入れて適当な力で開くようにします。各種試した結果。ノック式ボールペンのばねを切り詰めて弾力調整して取り付けました。





接点を作る。 ねじの頭に電気タイマーについていた接点を半田付け
       







□↑ 接点を作る □


接点を作る。ねじの頭はあらかじめ平らになるまでやすりで削り、そこにタイマーから切り取った接点を半田付け。あとはゆっくり丁寧にやすりで角を削っていきます。
 今のところ、練習用オーディオ発振器につないでも、左右の振れで音が変化することはありません。


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