金ノコ刃複式電鍵を作って操作しているうちに、今度はその「しなやかさ」が気になってきました。なんとかく、たよりない感覚。「カキン」、「カキン」、とめりはりよく受け止めてくれるのもよいのでは? と。まったく勝手なものだが、まずは、ノコ刃の代わりに2ミリ厚のアルミバーを使って複式電鍵を製作してみました。
□↑ 2ミリ厚のアルミから切り出した2枚のレバーは、あとから曲げ加工します □
できる限り、身の回りの金属片や木片を加工して作るのが趣旨。そこが手作りの面白さですが、結局形がそろわなかったり、穴の位置がずれるなどで「やすり」で修正して帳尻合わせすることが多くなります。
□↑ 2枚ノコ刃式と同じように接点が心配 □
2アルミレバーの複式電鍵。操作感覚は、とてもメリハリがあり、左右に振るたびにカチ、カチと気持ちよい手ごたえが出ました。この接点、始めは、3ミリのねじの頭がアルミ板に接触するだけでしたが、ノコ刃の時に問題になった接点の接触抵抗が心配。 ねじの頭にタイマーについていた接点を半田付けして、やすりで修正したものに替えました。2枚のレバーは、ノコ刃のようにそれ自体で弾性がないので、レバーの間に反発ばねを入れて適当な力で開くようにします。各種試した結果。ノック式ボールペンのばねを切り詰めて弾力調整して取り付けました。
□↑ 接点を作る □
接点を作る。ねじの頭はあらかじめ平らになるまでやすりで削り、そこにタイマーから切り取った接点を半田付け。あとはゆっくり丁寧にやすりで角を削っていきます。 今のところ、練習用オーディオ発振器につないでも、左右の振れで音が変化することはありません。 →YouTube動画 ■ブラウザの「戻る」(←)で戻ってください。