沼南(しょうなん)ラジオ工作室 電鍵自作研究 

=== (7)リードスイッチ型 複式キー(2号) ===
   

ノコ刃形式ではない形で作ってみました
       




これまでいろいろな複式電鍵を自作しましたが、構造はノコ刃形式、つまり一番奥に支点があり、手前のノブを左右に振る形のものばかりでした。そこで、かまぼこ板のバグ・キーを作ったときの形を複式電鍵に応用してみました。





 リードスイッチをいただきましたので、、、、。
       



□↑ 今まで使っていたのより繊細。これを利用 □


このキーを作る少し前にJH1MMW局から小さいリードスイッチをたくさんいただき、先に作ったリードスイッチ複式1号キーのスイッチもこれに替えています。感度が高く、動作は確実なので、この複式(2号)にも、これを使うことにしました。





 レバーの支点部分、バグキーの時と同じ形に
       



□↑ アルミ板を加工、支点はボリウムの軸を利用 □


自作のバグキー(3号)の最終形も同じですが、小型の可変抵抗器をばらして、回転軸の部分を、キーレバーの軸としました。いかに、上下方向のガタつきを少なく、そしてスムースに左右回転させるかが問題です。土台のかまぼこ板に丸穴をあけそこに回転部分を埋め込みます。上部はアルミアングルで支えて、上下方向のガタつきはほとんどありません。





左右のリードスイッチ
       



□↑ 角度を変えて、最適な点に固定します □


真ん中に磁石が一つ。これを左右に振ります。二つのリードスイッチは木片の上に小基板に配線して固定。木片の片側だけをねじで支えて動くようにしました。レバーを操作し、最適な動作点を探り、そこで止めます。





リードスイッチ型複式キー2号
       





□↑ 完成 □


バグキーをいくつか作ったときの経験でこの形の複式キーができました。使用感ですが、残念ながら今のところレバーを左右から押しているバネがふにゃふにゃな感じで、すっきりしません。ばねの交換とノブ部分のストッパーをもう少しがっしりしたものにしたほうが良いので、改良していく予定です。
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