しょうなんラジオ工作室の研究日誌=2017=


 
2017年 12月31日(日)= 研究ノート9冊に「しょうなんラジオ工作室の1年」=           



2017年もあと10数分。日々の研究、工作を書き留めるノート9冊に私の1年が。

 手作り電鍵からはじまり、ラジコン装置、Zigbeeトランシーバ、モールス速度計、戌式バグキーに終わったこの年、悲しい無線仲間との別れも3度ありました。

新しい年、研究室長は健康に気をくばりつつ研究?活動を続けていきたいと願っています。

  TVでは紅白で白が勝ち、行く年来る年がはじまりました。
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2017年 12月30日(土)= 年の瀬の夕空を背景に富士を臨む =           



 いよいよ2017年もあと二日。いつもの年よりも多くの出来事があった気がする年になりました。

毎年初日の出の写真で開始するので、大晦日は沈みゆく夕日をと思っていたら天気予報では大晦日は曇りか雨。そこで、一日早く夕日を撮影・・・。のつもりが、時間の都合で日没の太陽を撮影できす。

 ウオーキングの途中でスーパーの屋上からは、紅を背景に富士山の影を捕らえることができました。
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2017年 12月29日(金)= バウ・ワウKEYお披露目 =           



 12月29日、年末恒例のハムフェア和文電信同好会の忘年会。わんわん吠えるようになったBOW WOW−KEYを皆さんに触っていただきました。

通信を目的にした電鍵というより、宴会の余興の具の感じではあります。 二つの縦押し釦を左右から斜め下に指をうち下ろすように動かすことで、バグ・キーと同様の動作になる「はず」なのですが、皆さん、なかなか操作にはとまどっておられました。

私自身も昨晩、これを無線機にないで実際の交信に使いましたが、時々間違い符号を出してしまいました。かなり「くせ」のある電鍵になっているようです。
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2017年 12月26日(火)= バウ・ワウKEY(BOW WOW−KEY)出来!=           



 ローカル局のJA1LNQ局から、犬型電鍵の音が「ト・ツー」ではなくて、「ワン・ウオーン」みたいな犬の鳴き声になったらおもしろい、というアイデアをいただきました。これはおもしろい、と早速録音再生ICを使って試みようとしたのですが、私の技術では簡単にはできそうにないことが分かりました。

 そこで電鍵操作とは別に、外箱をうごかしたり叩くと犬の鳴き声が出るような細工をしました。

 IC録音・再生基板と振動センサーの組み合わせで完成です。 これでバグ・キーならぬ、バウワウ・キー(わんわん・キー)になりました。  
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2017年 12月24日(日)=パソコンプリンタのインクって・・・。 =           



 今年も遅れ気味であわてて年賀状の制作と印刷の作業開始。
新聞の折り込みちらしに現用プリンタ対応の互換インクが掲載されているので買ってきました(右)。左は以前購入した純正。

いつものことですが。純正インクは安いプリンタなら買えてしまいそうで、なかなか手が出せません。
 
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2017年 12月23日(土)=しょうなんラジオ写真スタジオ ? =           



 戌年BUG−KEYの写真撮影場面です。CQ ham radio誌1月号に写真撮りに関する原稿依頼を受け、そのとき工作室に特設? した撮影台がそのままになっています。

 仕事が終わったので片づけようと思いつつそのままにしておいたら、いつの間にか、どんどんモノが積み重なり、物置台になってしまっています。

 年末の片づけにも手がついていません。
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2017年 12月22日(金)=何度も描き換え、戌年バグキー、ここまで。=           



 犬の絵を何度も描き変えながら、うまい体裁にできないでいましたが、昨日、ローカル局との交信で、「最初の犬の絵が良かった」という意見をいただきました。

その言葉に後押しされ、ふたたび画用紙に水性色鉛筆を使って描き直し!  優柔不断でころころ変えていた絵柄も、これでFIXすることにしました。 

一足早く、お正月モードで撮影しました。   
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2017年 12月14日(木)= 戌型半自動電鍵、犬の絵がむずかしい =           



 なかなかこれは、という犬の絵ができない。100円ショップで売っていた戌年のちいさい置物を参考に別の犬を描いてみました、、、。難しいです。 
   
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2017年 12月5日(火)= 戌(いぬ)型半自動電鍵 出来! =           



二日前に作った犬式の電鍵の最終仕上げをしました。例のごとく構造的にはふにゃふにゃなので、ちょっと触れば壊れてしまう。飲み会で見てもらうにも持ち運べない、ということもあり、薄い木板で囲みを作り、犬型のボタンも塗装、ついでにわんちゃんの絵も少しリアルにしてみました。

  こうして来年の干支にちなんだ戌(いぬ)型半自動電鍵が完成。機械的動作は以前作った「キツツ・キー」と同じですが、今回は連続短点を簡単に出せるようにマグネットとリードスイッチの組み合わせの方式にしました。

研究室員(XYL)に自慢しながら見せると、ため息をつきながら、「いつまでこんなことやってるんですか・・・?」という反応が返ってきました。
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2017年 12月3日(日)= ひさしぶりに電鍵工作 =半自動 DogKey=           



 11月は依頼を受けた原稿に四苦八苦しているうちにあっという間に師走となりました。11月末にようやく原稿作業が終わり、年内にやるつもりだった、このDogKeyを作りました。
12月1日から開始、ぎりぎり3日間で一応の形することができました。

 来年の干支にちなんで「犬式」とした、半自動電鍵です。

左のノブを押すと短点連続、右が手動の長点。操作はバグキーとを同じです。短点のノブを押している間は犬がしっぽを振ります。
 まだ無線機につないではいませんが、発振器につないで気持ちよく符号がでています。
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2017年 11月7日(火)= 夕暮れの空をみあげながらウォーキング =           



 夕方、4Kmほどのウォーキングをしていますが、日没の時刻が早くなるにつれ家を出る時刻も早まってきました。歩きながら夕日と様々な形の雲が織りなす絵画のような空の景色を観賞するのが楽しみなのです。
 空と雲の色に大きな変化が現れるのは日没10分から5分前。快晴で雲が無い時は真っ青な空が金色から紅、紫へと次第に濃さを増していく変化の過程を見るのも好きです。
 今日は雲はあまりなかったのですが、しばし立ち止まり、西の雲を見ていると、、、。何となく、「飛び立つ鳥?」に見えてきました。
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2017年 11月5日(日)= 回転式複式電鍵に「取っ手」を付ける =           



 電鍵入力による速度測定をするために手許の自作電鍵を取っ替えひっかえしながら次々試しています。ひ弱な自作電鍵なので、取り扱いが面倒。幾つかはハムフェアに持参するために、持ち運びが楽になるように取っ手を付けていましたが、対応していなかった回転式にも馬蹄形の取っ手を付けました。

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2017年 11月1日(水)= ネット通販で経理仕様の電卓購入 =           



パソコンの電卓で一応の目的は達成できたようですが、本来目的の為には高速入力に対応する単体の電卓が欲しい。

インターネットでいろいろな電卓の情報を検索してみました。 大部分の電卓には「早打ち機能」と称するロールオーバー機能(一つ目のキーを押した直後二つ目のキーを押し、一つ目を離すと、両方が入力される)が付いています。

 安価なものはこの機能が無いのもあるようですが、普通は2ロールオーバーが標準。すごいのになるとそれが4とか5になるらしい。でも、それは本当に計算のプロの為のものでパソコンと同じくらいの価格で、問題外。

 やっと、2ロールオーバーながら1秒間に20回入力可能という早打ち機能をうたうSHARPのEL−N942Xを見つけました。1秒20回ということは1分間なら1200回! これならいけそう! と、云うことで購入決定。本日到着しました。

 もちろん、改造しなければ使えませんのでこれから改造に取り組みます。

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2017年 10月28日(土)= 速度計をPCアクセサリの電卓につなぐ =           



   速度表示に使う電卓の反応速度は物によって違い、取りこぼしも出てしまいます。新しく購入してみようと考えていますが、その前にPCのウィンドウズ・アクセサリにある「電卓」を試したところ、調子よくカウントしてくれました。

 ハード側とのインターフェースは、しょうなんラジオ工作室お得意の秘密のアナログ手法。Windows−XPの電卓は表示数字が小さいので見づらいですが、Windows−10の電卓は画面全体に大きく展開できるのでGOOD。

でも、デスクトップパソコンごと飲み会の席に持参するわけにもいかず、実演もできないので、やっぱり早うち機能のある電卓を早いうちに入手してみることにしました。

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2017年 10月15日(日)= 「クラシック・モールス速度計」 試用開始 =           



   速度表示の電卓は結局写真の右隅にある大きめの物を使うことにしました。ケースの上に両面テープで貼り付けた方はいずれ外します。

 その前にいろいろな信号を取り込んで速度表示の精度を上げていく研究を行っていきます。

現在のところ実際の電信交信を受信して耳で聞いた感じの速度と表示の整合性について調べています。

交信する2局の符号速度は同じように感じても、1分間に何文字という速度表示をする限りでは、符号の間隔、語と語の間隔など運用規則に則って送信している局の方が遅い数字が表示されることが分かってきました。もちろん、それにより表示される数字が正しい速度ということになるのでしょうが。そして、、、、

私にとって感覚的に「速いな」と感じる信号でも、そういった信号のほうが確実に読みとれるのでありがたいです。 (つづく)

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2017年 10月14日(土)= 電卓をカウンターに使うにあたって =           



   モールス符号の速度を表示するには電卓を利用します。今から40年前、最初にモールス符号速度計を製作したときにもカウンタとして電卓を利用しました。電卓があったからこそ製作ができたと言えます。

  手許の使い古した4台の電卓のうち、フタの付いた小型の格好良いものを使うことにして、ケースに貼り付けました。使いかたは単純で、電卓の「=」のボタンからリード線を引っ張り出して、モールス符号により得たオン・オフ信号をカウントしていくというアナログ指向。

(GMO流速度算出の考え方は 別のページで紹介する予定です)

これで上手くいくと思ったのですが測定信号が一定の速度を越えると、表示が追従してくれません。他の電卓と付け替えてみましたが、すこし追従速度が速い電卓があったので、それを付けました。いまのところ1分間100文字ぐらいまでは対応できるようですが、その正確度はまだ確認できていません。
 電卓にも速度の差があることには気付きませんでした。そもそも電卓をこんな風に使うなんてことは想定されていないですからキーの追従速度差などは関係ないのでしょうが。 (つづく)

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2017年 10月14日(土)= 苦戦のお楽しみ工作、やりなおし  =           



  いきなり一枚の穴あき基板に配線したものの、全く動作しない。回路のどこが問題なのか、誤配線か配線もれか、それとも部品が不良(?)か。

回路図を穴あき基板上の結線図に書き換え、基板を表にしたり裏にしたり確かめながら図に従って実際の基板上で部品間をつないでいくのですが、。なぜか誤配線やモレが出てしまう。集中力・注意力が落ちている。

結局1枚基板でやることはやめて、機能ごとに基板を四つに分けて、各部分毎が確実に動作するようにした後4枚の基板を合体する、という事にしました。
 
各基板ごと分けても、それぞれがエラーの連続でしたが、なんとかケースに納め基板間をつないで完成させることができました。さて、この物体が目指すところの機能は何か?

 ・・・・・それは、○○文字/分という「モールス符号の速度表示」  。 一応の動作を確認して一安心。 しかし 最終段階で思わぬ障壁が・・・!(つづく)

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2017年 10月10日(火)= お楽しみ工作なのに苦戦中 =           



   お楽しみ電子工作として、遠い昔(40年前)に製作したある作品を思い出し、再現してみることにしました。回路はまったく同じでは能がないので、新機能を付け加えて進歩させたつもりが、しょせん無手勝流。現時点ではトラブル続出でまだ動作していません。今日は秋葉原に出かけ新な部品を購入してきました。

1977年の「ラジオの製作」7月号に私がペンネーム「米持 尚」で製作・掲載したもので、最近その必要性を感じているうち思い出しましたものです。さて、それは何か? 実験続行し、うまく動作したらご紹介しようと思います。
     

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2017年 10月5日(木)= 夕暮れの秋空にはうろこ雲 =           



今日、朝の外気温は15度。日差しはあるものの、一日中気温が低く、寒さすら感じました。これは夕方ウオーキングで見上げた空。青空をバックに広がるうろこのような白い雲。時刻は午後5時を少し回ったところ。日没時刻が近づき、その白が朱色に染まっていく様子に歩を止め、しばらく見上げていました。

  この写真にはありませんがその雲の下をゆっくり移動するジェット旅客機が小さい小さい影となって見えました。雲はさらにその上。秋の空は本当に高く感じます。
     

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2017年 10月3日(火)= ミニ管球アンプ ミニ改造で復活 =           



高校時代の同級生、オーディオ自作マニアN氏が5年ぶりに当工作室に来室することになりました。そこで彼に見せるために、仕舞ってあった50BM8のアンプを7年ぶりに引っ張りだし、さらにミニ改造しました。

  昔、電子工作マガジンに製作記事として製作したものです。製作費を抑えるという目的もあり、出力トランスは当時、一番安価に入手できる小型のラジオ用を付けていたのですが、それを春日無線変成器のものと換装しました。
 しばらく鳴らしていたらシャーシ後部に取り付けた電源トランスから発熱が激しく、シャーシ全体が熱くなってきました。
 そこで、AM送信機でも使っている自作パソコン用にかつて流行したヒカリ物パーツのひとつ、光るクーリングファンを棚に設置。これで電源トランスの発熱は抑えられてシャーシはもちろん、風の当たる真空管50BM8の頭の部分も素手で触れるようになりました。さすがに胴体部分は熱くて触れませんが。
スピーカは自作ボックスに入れたアルテックのCF−204とホーン型ツイータの2WAY。ひさしぶりに古いCDを聴いていますが、BGMとして鳴らしている分には十分のような気がしています。    

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2017年 9月21日(木)= マイクアンプに使うトランスを探す =           



固定局に設置したIC−706でローカル局と交信すると、「いままでの無線機よりも音が良い」とのレポート。うーん。「いままでの」とは当局のメイン機種、FT−2000Dのこと。音に凝ったつもりで、あえてクリスタルマイクを使っているのですが、。
 試しにダイナミック型に変更してみることにしました。
 自作のAM機ではダイナミック型とマイクアンプを使っていますが、コネクタ形状の違いもあり、設置場所も違うので、マイクアンプは別に作ります。しかしAM機に使っているモールドされた「タムラ製作所」と銘のある600Ω対10KΩのトランスの予備はありません。部品箱にある小型のトランジスタ用トランスの中にも同規格のはありませんでした。
 昨日、友達との映画鑑賞会があり、錦糸町に出かけたついでに秋葉原まで足を伸ばしました。規格としては昔のサンスイのST−75が相当するのですが、値段がはるので「相当品」を購入。価格は半分です。ラジオデパート内、S無線のS社長の話では、これ、各方面から評価もよく結構人気があるようです。
本日これを使ったマイクアンプ完成。IC−706でモニター。カラオケ状態で聞くFT−2000Dの音に自分では悦に入っているですが、、。果たしてローカル局からの評価は? これからです。    



 
 
2017年 9月16日(土)=古いけれど新しい無線機が加わる =           



固定局には144メガの無線機がなかったのですが、先日JA1KUF局からこの無線機をもらいました。そのため無線機増設の変更申請をしていましたが、新しい免許がきたので、使えるようになりました。もちろんHF帯でも使えます。HFの出力は100Wですが、144メガの出力は10ワット。アンテナもGPだし、これで十分。
 いずれにせよ新スプリアス規格の保証認定をしてもらわなければなりませんが、当面、144メガでの電信を主力に使用していくつもりです。    



 
 
2017年 9月6日(水)=ハムフェア会場内ではZigBeeの動作はNG! 電波ジャングルでQRMか?=           



ZigBeeを使った2.4GHzのワイヤレスCWトランシーバ、CQHamRadio誌の9月号に掲載になったばかりの作品。ローカルの飲み会の余興や、入門電信練習用を目的としたものだけに、ハムフェアに持参しないわけにはいかない。それなりに体裁や電圧チェック端子、外部アンテナなど小改造を加えて持参したものの、、、。  なんと、フェア会場でのモールス通信動作はNG! 。信号が連続してしまう。 ???? 。

 会場内から屋外の駐車場に持ち出して動作させると問題なく動作する。会場内にもどるとまたNG。多数の電子機器の輻射電波が飛び交っているためなのか?? 
 同日、自宅に持ち帰っての動作テストでも動作は問題なし。やっぱり電波ジャングルの中での不動作だったのかもしれませんが 残念な結果でした。  



 
 
2017年 9月6日(水)=ハムフェア和文電信同好会 のブースにて=           



「ハムフェア2017」。例年どおりハムフェア和文電信同好会のブースにおじゃましました。この一年の作品を持ち寄った皆さんの独創的な自作電鍵、伝統的な電鍵が沢山並び、対話が弾みます。

2年ごとに更新される和文局リスト(和文局名録)、今年は第25版が発行されたので購入しました。これまでハムフェアではいろいろ買い物したのですが、今年の買い物はこの「和文局リスト」のみでした。



 
 
2017年 9月6日(水)=ハムフェア2017終わる・・祭りの後の虚脱症状=           



毎年恒例アマチュア無線家のお祭り、アマチュア無線フェスティバル「ハムフェア2017」。今年は例年より1週間ほど遅い9月2日、3日の開催でした。 当工作室長は数年前から「ハムフェア和文電信同好会」のブースにおじゃまして自作電鍵を持ち込んでは皆さんの意見を頂くのを楽しみにしています。
 
 初日の朝はあいにくの雨でしたがバッグに自作電鍵と2.4ギガのワイヤレスCWトランシーバを詰め込み出かけ、夜の懇親会にいたるまで全国の多くの方々との交流を楽しみました。そして二日目も同じく同好会のブースで来場のみなさんとの楽しい交流で怒濤のフェアが終わりました。
 
ところが翌日から、どっと疲労が出て一種の虚脱症状。フェアに掛けた感情が強ければ強いほどその反動も強いようです。 ここ数日ゴロゴロしていましたが、しばし休養の後しょうなんラジオ工作室・室長、新しいアマチュア無線の一年の活動開始です。まずは、来年のフェアに向けて散らかり放題になっていた研究室の掃除から。。。 



 
 
2017年 8月28日(月)=2.4GHz CWトランシーバ用にデジタル表示電池電圧チェッカーを製作=           



 自作した2.4GHz CWトランシーバのZigBeeモジュールの電源は、製作直後は単3電池2本を単独につないでいたのですが電圧が下がってくるとエラーが出てくるので、全体の電源を単3電池6本の9Vとして、モジュールには低損失レギュレーを介して3.3Vを供給していました。

しかし本体の9Vの電圧が8.2Vぐらいまで下がってくるとやっぱりエラーが多く出てくることに変わりないようです。
Zig Beeの特徴の一つに低消費電力という部分もありますが、それは通常スリープモードでの使用の場合のことで、常時起きて動作しているこのトランシーバでは、その恩恵はなく、結構な電流消費なのでした。乾電池を使う限り、このトランシーバの泣き所です。

 ゆえに、度々電池電圧をチェックする必要を感じてこんな電池チェッカーを作りました。以前、秋月電子で購入した2線式LEDデジタル電圧計をアイスバーの棒に取付けています。これを本体に組み込んでしまえば常時電圧チェックきるわけですが、そうするとこのメータ自体の電流消費もばかにならないのでアイスバーのバーを使った外部チェッカーとした次第です。



 

 
2017年 8月21日(月)= CQ ham radio 9月号 CWワイヤレストランシーバ掲載 =           



CQ ham radio誌の9月号に、当工作室執筆記事として「Zig Beeモジュールを使った、2.4GHzのワイヤレスCWトランシーバ」の製作実験が掲載されました。

このモジュールを使った電信トランシーバは以前から考えていましたが、記事として見ることが無かったので、自分で作ってみたわけです。マイコン内蔵のモジュールの仕組みは分かりませんが、電信の送受だけならば作りかたは至って簡単です。

完成後、次々と小改造を加え、現在回路と外形は記事とは少し違ってきていますが、基本は全く同一です。 同誌の104頁から109頁に掲載されています。

なお、記事中の回路図に間違い(リレーの挿入位置)がありました。正・誤詳細は以下に示します。

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2017年 8月17日(水)= Zig Beeで、リモート・キーイング =           



Zig Beeモジュールを使った、2.4GHzのワイヤレスCWトランシーバ は、製作記事としてCQ ham radio誌の9月号に掲載されることになっていますが、記事作成にあたり、リモート・キーとしても使えるようにとの、要請を受けていました。 電子ブザーを鳴らすリレーの出力を外部端子として、無線機のキージャックにつなげば、良いだけなので子機側に切り換えスイッチで外部キーをオン・オフするようにしました。

当、工作室では、インターネットにつながったPCと無線機が別の机なので、PC画面を見ながらリモート・キーイングをする、というような時には利用できそうです。
 この景色は、それを実演してみたものです。

 
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2017年 8月16日(火)=自作電鍵の持運びを考え、取っ手を・・・ =           





 毎年、この時期になるとハムの祭典? 「ハムフェア」めがけて自作電鍵の準備を開始します。今年は9月初めと、例年より遅いものの、この一年、自作したり改造したりした各種電鍵をどのように会場の「ハムフェア和文電信同好会」の集いに持参するかを考え始めることになります。なにしろ手作りでふにゃふにゃな電鍵なので、ボール紙や段ボールの小箱に如何に納め、出し入れするかが問題です。

 電鍵箱は既存の紙箱をカッターで切りつめたり、接着剤で形を作ったり、スポンジの緩衝材を入れたりして現物の合うものにします。
  電鍵本体もつかみどころがなく、振動板でもつかめば壊れてしまう。なので、アルミ板で「取っ手」を付けてみました。取り敢えず二つだけですが。(はたして、工作室長は、いくつ電鍵を持参するつもりなのでしょうか?)

 
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2017年 8月13日(日)= 「きつつき」を貼り付けたけれど・・・・=           





ラジコン関連無線機で苦戦中ですが、少し気分を変えて電鍵工作での遊び。以前製作した「2キー縦押し式半自動電鍵」、ボールペンで書いたキツツキの絵を貼って「きつつきー」と命名したのはいつのことだったか?? 
ーーーー> 
(日記を遡って見たら、、、2016年10月21 日でした)ーーー

 あの紙もとっくに剥がれてどこかに行ってしまっていましたが、PCの「Paint」で描いたものを薄いプラスチックに貼り、少し進化した「キツツキー」にしてみました。短点キーを押すとキツツキがこれもPaintで描いた木の穴をコンコンコンコンと叩きます。

 我ながら上手くできた、と、自慢しながら研究室室員に見せたところ、、、。研究室員、あきれ顔で、「いい年寄りがそんなものを作って、どうするのですか??」と、 この電鍵の意味と面白さを全く理解していません。

 
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2017年 8月10日(木)= インピーダンス・メーター =            





8月に入りページ更新も進んでいませんでしたが、先月末にラジコン飛行機の飛行実験でトラブルがあり、無線機やアンテナの見直しに没頭していたためです。送信機、受信機と共にアンテナの見直しで再スタート。
 先日JA1LOL局から頂戴したインピーダンスメーターでを27メガのアンテナの測定を試みていますが、いまいち、操作が分かりません。そこで、現在使用中の7メガのワイヤーダイポールをつないでインピーダンスを測定してみました。50オームではなく75オームのあたりを示しているようです??
使用方法を勉強します。

 
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2017年 7月29日(土)= かまぼこ板全自動BUG 改造 =            





またまた、電鍵工作熱が上がってきてしまった。全自動バグ3号を作るきっかけとなった、かまぼこ全自動の不満だった点を解消すべく、一旦、ばらして作り直したのがこれです。

改造点は(1)短点、長点のりんせい銅の振動板に細工をして振幅力を高めた点 (2)長点の重り変更、スライド式に、振動止めを新たに付ける、など。

 例によって自画自賛でいくと、特別意識せず、自然な操作でなめらかな符号が出るようになりました。

 
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2017年 7月22日(土)= GMO流全自動バグキー3号、出来  =            





  電通精機の複式電鍵をJA1KUF局からいただいたばかりですが、この自作全自動バグは前の週から試作、実験をしなが作っていたものです。週末に電信のみなさんの呑み会があるのでその場に持参、披露させていただこうと突貫工事で仕上げました。

 全自動2号は小さいかまぼこ板上にむりやり乗せる形で、へなへなしてひ弱な感じなので、この3号は2号と同じ仕組みながら、普通の大きさにして少し丈夫なものにしてみました。

 短点対長点の比率は、1:3になっていますが、実際に聞きやすい符号にするには、もう少しだけ長点を長めに出したほうがよいような、感じです。これから調整をしていく予定です。
 
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2017年 7月21日(金)= 初めて手にするメーカー製複式電鍵  =            





  幼友達であり無線友達でもあるJA1KUF局の「T澤氏」からこの複式電鍵をいただきました。複式電鍵は自作のやつを10数個作り使ってきましたが、ほんもの(メーカー製)ものは触ったこともありませんでした。
 
電通精機の銘板に歴史を感じます。プロ通信士である同氏が通信術の試験の時に使ったものとのこと。私の自作複式とはちがい、カチ・カチという手応えに確かなものを感じます。時々この複式も使って行きたいと思っています。

 この複式電鍵以外にもT澤氏からいろいろな物体を貰いました。そろそろ、身の回りの部品、機材を整理に取りかからなければ、、。と考えているのですが、どうやら逆に、増えてきているような気がする今日この頃です。
 
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2017年 7月14日(金)= 梅雨は明けたのか? 青空に大鷲  =            





  西日本や九州地方では豪雨災害が拡がる中、南関東には梅雨があったのか? と思われるほどの連日の夏空。夕方のウオーキング、距離は5キロから6キロ。保冷剤やペットボトルの麦茶を携帯していかないと熱中症になりそうです。

 スタート直後、まだ日没には間がある真っ青な西の空に大きく翼を広げた鷲のような雲がありました。写真に撮った時は少し形がずれましたが、ウオーキングしながら眺める空、雲を見るのも楽しみの一つです。

 今日は今年初めて蝉の鳴き声を聞きました。カナカナというヒグラシでした。
 
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2017年 7月14日(金)= 自転車パンク修理 =            





子供の頃から自転車に親しんでいますが、昔の自転車はよくパンクしました。舗装のない土やジャリ道には古釘やガラス片などが散らばっていたのでしょうか。パンクの度に近所の自転車屋さんに押していきました。

 おじさんが修理する傍にしゃがみこんで、じっとその作業をのぞき込んでいたものです。こうしてパンク修理の技術?? を学習しました。

ひさしぶりに、愛車(自転車)がパンク。当時を思い出しながらあの手順で修理を実施。当時はゴムノリとか古いチューブの切れ端などを使っていたのですが、パンク修理セットを使えば簡単になりました。いまではパンク修理以外にチューブやタイヤの交換も、当工作室にてやっています。
 
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2017年 7月13日(木)= かまぼこBUG2号−改をさらに改造(改々)=            





昨年(2016年)に、 初めて作った「かまぼこ板バグキー1号」は同年のハムフェア会場に持参したものの、我ながら「これはどう、、、?」というシロモノで、みなさんに評価していただくようなものではありませんでした。

以来、かまぼこ板バグ・キーを何個も作り続け、今年に入ってからの自作バグは、しくみと構造も別ものになっています。しかしこれは、初期かまぼこBUGの系統の「2号改」。そのまま短点を連続させても短点連続が八つ(訂正符号)を出すのがやっとでした。機械式接点部分の摩擦を少なくすることができていないのです。
 
今回、思い切って機械式の短点接点をリードスイッチにすることで、短点の連続は10秒間は続くようになりました。操作感覚もなめらかになりました(例のごとく自画自賛です)。
 
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2017年 7月13日(木)= かまぼこBUG接点改造 =            





 今年のハムフェアは例年より少し遅い9月初めになりますが、顔を出させていただいている和文電信同好会のブースに持参するつもりの自作電鍵の準備を開始しました。

しかし、どれもひ弱な構造で常に調整していないと動作が不安定になります。その一つを昨日から振動板の改造?のつもりでハンダゴテで銅板を張ったり剥がしたりしているうちに、いじり壊してしまいました。

機械式接点のベロを作り直すことで一応修復したのですが、どうも接点のかすれによるジャリつき音が気になって、結局、短点の接点をリードスイッチに替えてしまいました。  
 
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2017年 7月10日(月)=  トランジスタ技術の付録に・・・ =            





 7月10日に「トランジスタ技術」誌8月号が発売になりました。 トラ技Jr(ジュニア)という学生さん向けの冊子は拝見していたものの、現役を離れた後、「トラ技」本体は読んでいなかったのですが、この8月号には

「秋葉原&日本橋! 真夏のブラリ電子工作」
が別冊付録になっています。

 私、しょうなんラジオ工作室室長は、その中の「私流、東京・秋葉原の歩き方」を執筆させていだだきました。

秋葉原に通うようになって60年余り、歴史を振り返りつつ執筆しましたが、最近のこのホームページ内の日誌中にも秋葉原を歩いて気付いたことを記してきました。取材で歩く間の1ヶ月半程度の間にも閉店したり新たな開店があったり、実にめまぐるしく変化する街であることを改めて実感しました。
   
 
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2017年 6月27日(火)= 2.4GHzでラジコン実験 =            





 ZigBeeモジュールを使った2.4GHzワイヤレス電信トランシーバの研究・検証が一段落したので、もう一つの目的だった、シングルラジコンの無線機に使えるかどうか、研究を開始することにしました。
 送信機はすでに製作ずみのトランシーバの親機を使うので、受信機のみ新たに製作しました。
 これまで同じ物を二つ作ってきたので、慣れたもの?  シングルラジコン受信機にするには、リレーの接点(逆・中・正)を外部に出して、サーボとつなげは良いのでいままでの27メガ受信機から引き出していたコネクタと同じものを付けてサーボに接続。
 結果はいとも簡単に27メガから2.4ギガに切替完了。ラダーもエンジンコントロールもいままで通りに動く。もっとも同じ部屋の中のことなので実際にラジコン飛行機をコントロールできるかどうかは、不明。ともかく動作を確認したので、今後は距離延長の研究に入ります。    
 
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2017年 6月13日(火)= ひさしぶりに自作電鍵の改造工作 =            





 ワイヤレス電信トランシーバのテストに自作電鍵をとっかえ、ひっかえ使っていると、今度はその電鍵の動作がおかしいのが気になってきました。バグキーの短点を出すために振動させた板を符号の終わりでピタリと止めなければいけないのに、時々、弾んでしまう。「ツーツート」や「ツーツーツート」など短点で終わる符号の時にそれが起きることがあります。短点の振動止めには過去いろんな方法をとってきて重りの付いた振り子が良いと分かっていたのですが、かまぼこ板のバグの場合、スペースが狭く、緩めに固定したネジやさらにコルクの塊、振動吸収ゴムなどを使っていました。
 しかし、勢いにのって操作するとやはり弾んでしまいます。今回、なんとか小形のやじろべえのようなものを作って取付けたところ、どんなにラフに操作しても短点の弾みはなくなりました。しかし、自分の操作ミスによる誤字はいかんともしがたく・・・・。  
 
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2017年 6月1日(木)= 時計だけが変わっていなかった=            





 パソコン内に残っているデータを整理していると、秋葉原デパートの閉店前後の写真がでてきました。「秋葉原デパート」に初めて入ったのは、私が小学1年生の時。植木鉢にあさがおを咲かせるための肥料として「あぶらかす?」を買った時でした。デパートはその1年前に開店したばかりでした。ホームにあった改札口から直接階段を下りて店内に通じる階段の記憶が鮮明に残っています。
  その後、これも小学のころの記憶ですが、店内に飲み屋街がありその間に小さな太鼓橋が掛かっていたり、今思えば不思議な景色も見られましたが、あれこそ昭和の景色だったのです。 以来、小学から大学生時代まで、ずっと途中下車して頻繁に電気街に通いつめるようになると、デパート店内は、ホーム改札からそこを通って電気街に出るための通路でしたが、時には食堂にたちより、「カツカレー」を食すというちょっとした贅沢?も味わったものです。
  新しくなった駅ビルには一度覗いてみましたが、私にとっては全く魅力のない、ただの新しい駅ビル内店舗群でしかなく、以後、足を踏み入れたことはありません。あの、店内の独特の昭和の雰囲気とデパート入り口周辺の屋外実演販売のかけ声が懐かしく思いだされてしかたがありません。
 
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2017年 5月31日(水)= 消えた掘り割りの痕跡・・・秋葉原=            





秋葉原に時々出かけるのですが、目的の部品調達や人に会うためだけで、最近は街全体を歩くこともありませんでした。久しぶりに昭和通り側に出て、ぐるりと秋葉原を巡ってみました。しばらく見ていないうちに駅前の公園が綺麗に改修されていました。
かつては樹木も多く、木葉が繁る夏場には涼しい木陰ができていました。
昔、ここは神田川につながる水路で、線路の向こう側には船だまりがあり掘り割りだったと言います。鉄道から船に降ろされた貨物はここにあった水路から神田川へ出て、東京中の街へと運ばれていった、、、という話し。ここに来るたびに両脇に少しだけ頭を出している石垣を見てはそれを思っていたものですが。その痕跡もなくなり、あとは水路に掛かっていた「佐久間橋」の親柱のみになりました。残されたその親柱は改修された公園にあわせ、磨かれ、綺麗になっていました。
 
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2017年 5月29日(月)= 季節の便り。根まがり竹と鯖缶+味噌=            





新潟県の親戚から根まがり竹と、タケノコ汁の材料として鯖缶、味噌が届きました。新潟、長野あたりでは、タケノコ汁に缶詰の鯖を入れるようなのです。新潟の高田で何回か食したことがある、懐かしい味を今夜はしょうなんラジオ工作室でも。あのサクサクした食感の根まがり竹と鯖。その季節の味の再現を研究室員にお願いしました。
 
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2017年 5月20日(土)= 朝から夏の陽気。庭のシランが満開、その後の通信実験は?=            





朝から夏の陽気、庭にはシランが花盛り。研究室員から、「車がきたなくで、恥ずかしい、これじゃどこにも乗っていけない。」とクレーム。これには「知らん」とも言えず数ヶ月ぶりに車を洗いました。そして表に出たついでに、例のワイヤレスCW機の道路上での通信距離実験をしてみました。

555間欠発振器とリレーの点滅スイッチをキーに付けた親機を門の郵便箱上に設置して子機を持って移動してみたところ、50メートルまではエラーなしでOK。それ以上離れていくと、時々ピーと連続になってしまう現象が出ました。その時も手にした子機をわずかに動かすと復旧する、という状態した。でもそれも150メートルまでが限界。これはモールス符号による通信ではなく、連続断続信号での実験の場合です。一般に、見晴らしのよい回りが開けた場所のほうが通信状態は良いようです。  
 それにしてもマッチの軸ぐらいのアンテナでこんなに飛ぶとは驚きです。

 
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2017年 5月19日(金)=近所の無線仲間宅。昼からビールで乾杯。面白いものを貰う =            



 実験中のワイヤレスCWトランシーバ。通信距離実験の協力して貰うために、て昼過ぎ、機材をぶらさげてローカルのJA1LNQ局を訪問。ところが、実験はさておいてまず缶ビールで乾杯! そしてああだ、こうだの無線談義に。そのとき、頂いたこの二つの物体。一つは万年筆のようにも見えるが実はそうではなくもう一つは、目盛りが付いていて何かの秤のようなのだが。  そしてその実体は写真の説明のごとく。

肝心の通信距離実験は、先ずは家の中で移動し別の部屋間でOK。ついで、LNQ局が2階の窓ぎわ 、私はトランシーバの小箱と小形電鍵を持って道路を歩く形に。しかし、距離は伸びず、10メートル程度ということになりました。
JA1LNQ局、実験協力とおみやげありがとうございました。
 
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2017年 5月18日(木)=秋葉原、ある店終い。抵抗器貰う  =            



ビーズ作家T氏と会う用事があって秋葉原に。なぜか彼と会う日は雨になることが多く、お互い相手が雨男だと思っている。しかも今日の天気予報は晴なのに、「場合によっては急な雨や雷に注意」という追加情報がついている。 

 会うのは午すぎなので先に予定していた部品購入をすませてしまおうと、少し早めに秋葉原着。ラジオデパート内部を巡っていると、なんと2階の山王電子が店じまい(閉店)作業の最中。部品を陳列する細かい仕切がなくなって、のっぺりした1枚のベニア板だけになっている。左右の棚も空っぽ。すすけた壁に50数年という歳月を感じる。ご主人に聞くと残ったものは。ぜんぶ纏めてどこかに売ってしまった。とのこと。

ちり取り片手に箒で陳列台の下を掃除しているご主人の傍らで「寂しいですね、当時は、、」と昔話をしていると、ご主人の箒の先にゴミと一緒になにやら小さなビニール袋が引っかかって出てきた。100Ω、1/2ワットの抵抗が100本ぐらい入っている。「あげるよ。持っていって」とご主人。かつて何かの拍子に床隅に落ちたものなのだろう。では記念に、と頂いてきたものがこれです。

 そんなことがあった後、T氏と合うコーヒー店に向かうためにラジオデパートから表に出ると、、、。さっきまで晴れていた空は暗く、大粒の雨が降り始めていました。
 
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2017年 5月17日(水)=ワイヤレス電信トランシーバ 2台1セット完成=            



作成したユニバーサル基板セットをもう1台作成しました。1台めの時は、部品配置などを考えながらやったので時間が掛かりましたが、今度は1台めをお手本にしたので3時間程度で完成しました。

 そして・・・。 やった!相互通信成功!!  両方の電子ブザーがわずかの時間差でピーピー鳴るので、少しウルサイ。 相手のブザー音が聞こえないところまで離れていけば問題ないのですが、問題は、相手のセットから出ている電子ブザーのピーピー音が聞こえなくなるまで、相互に離れて通信ができるのか? ということ。 一応、1階の研究室と直ぐ上の2階の部屋(天井、床をはさんで直線距離3メートル位)では相手の音が聞こえず、通信できましたが、屋外実験は後日。ドキドキです。
 
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2017年 5月17日(水)=ワイヤレス電信トランシーバ 出来!=            



通信距離はまだ不明ですが、ブレッドボード上で動作した「2.4ギガ帯ワイヤレス電信トランシーバ」をユニバーサル基板で作成。これを親機とし、ブレッドボードの方を子機に設定して、相互通信ができました。相互の距離は、今のところ工作室内部だけなので約2メートル。

 これから、もう一台、同じものを作成します。
 
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2017年 5月15日(月)=デジタルと「超アナログ」の融合によりCW送受信=            



今のところ距離は10メートルですが、ZigBeeモジュール相互間の通信がLED点滅で確認できたので、ラジコンの試験をする前に、電信のトランシーバにしてみました。しかし、LEDの点滅だけではモールス符号を受信しづらく、ピーピー音が出るようにしました。

 その仕組みは、ものすごくアナログ的手法。LEDにつながる線の途中にフォトカップラを入れてLED点灯を感知、トランジスタ2個でリレーを動かし、電子ブザーを鳴らすしくみです。電子ブザーはもともと電信モニター用にいつも使っているおなじみのものです。

  子機となる、片方のモジュールはまだ基本結線のまんまですが、そちらから送信する(キーを押す)と、ピー、ピーと鳴ります。しかし、親機から子機に送信する時は、自分の送信符号(信号音)がモニターできません。そこでさらにもう一つリレーと電子ブザーを追加。これで、一応トランシーバになりました。しかも送信中、相手がキーを押せば直ぐ分かるフルブレークイン。とは言え、私流の超アナログ的手法。乾電池、リレー、ブザーが中心の装置になりました。まだ机上の実験なので、肝心の到達距離は不明。
 
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2017年 5月11日(木)=2.4GHzで電信送受信(ZigBee)=            



先月のことですが、秋葉原に行った時に無線ネットワーク用のモジュール、「ZigBee」を買ってきていました。なかなか手を付けられなかったのですが、今日、一仕事終えたのでブレッドボード上でテストしました。雑誌で、2.4GHzのワイヤレスで通信距離が1kmと記述されているのを見て、ひょっとしたら、ラジコンに使えないか?と思って入手したのでした。
 その後、もっと簡単な応用として電信のトランシーバにならないか? とも思い、本日ようやく試してみた次第です。配線はとても簡単、ブレッドボード上で直ぐできました。自作小型かまぼこ板キーがとても大きく見えてしまいます。
ところで肝心の到達距離は?? 送信部に自動送信電鍵を付けて受信機を持って家の中を歩いてみたのですが、いまのところ確認できたのは10メートルぐらい・・・・。さらに実験を進める予定です。
 
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2017年 5月2日(火)=エンジンコントロールのブレーキ?=            



エンジンコントロール用サーボも、とりあえず動作することになった・・・・・と、記したばかりなのに、新しく作った電池ユニットとケーブル束をつないで屋外テストをしてみたら、またまた、エンコンサーボの連続回転現象出現!! 

軽量化のため単3から単4に電池ユニットを替えているので、電池が新しいからか? 少し電圧の落ちた物に替えてみたものの、時々止まらずに行きすぎてしまう。
 クリップを2個、3個と増やすと今度は動かない。そう来るならばと、新しい電池を使い、モータに直列に抵抗を入れて電圧を落とすことを試みた。カットアンドトライで、3.3オームで三つのポジションで停止することを確認。クリップによるブレーキよりは確実か?
 
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2017年 4月29日(土)=RC、配線ケーブル作り替え=            



エンジンコントロール用サーボも、取りあえず動作することになったので、これまでの実験的な接続だったものを「実機」を想定したものに作り替えた。次の目標は省スペース化と軽量化だ。コネクタもピン式に、ケーブルも短く。電池ユニットはいままでの単3×4本だったのを単4×4本にした。これが一番の軽量化に貢献。60グラム減量になる。 実機搭載実験も近いか?

昨年は電鍵製作ばかりだったこの日誌だが、目下のところ、しょうなんラジオ工作室はシングルラジコンへのラストスパートに掛かっている。そのあとは2.4GHzの実験もやってみたいのだが。調子がおかしくなった7メガ用のバンザイ型アンテナも気がかりなのだが、、、。
 
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2017年 4月26日(水)=エンコンにブレーキ掛ける=            



いとこ会というのがあり毎年1回会報が発行される。そこに掲載する文章を書くのに時間を掛けていたので「シングルR・C」活動はしばらくお休みしていたが、原稿は昨日完成したので、再びRCモードに。
 円板のスイッチパターン上の汚れ、導通などを探しながら電流経路を解析?するものの、永久回転してしまう電流経路は発見できない。ギヤを指で回してみる。リード端子がパターンに接触してモータ回転すると指に圧力を感じるが、パターンをはずれると圧力が下がる。モータは停止しているようだが、円板スイッチは回転続ける。ということは、惰性で動いているのだ。モータの力が強いのか速度が速いのか、円板が停止する間に次のパターンがリードに振れてモータが回転、、、。この繰り返しになるに違いない。と判断。
 であれば、電流が切れても円板スイッチが勝手に回転しないようにブレーキをかけ続ければ良いのだ。そこで、回転板の軸にこんな細工をしたら、、、。大成功。みごと、エンコンは信号が来るたびに、所定の位置で停止。
 根本治療ではなく、ミノムシクリップによる対処療法で、取りあえず問題は解決。      
 
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2017年 4月15日(土)=シングルRCのエンコン研究、悩む=            



 ラダーだけ使った制御距離実験が成功したが、エンジンコントロール用サーボのモーターが、エンコンモードに入った途端、連続続回転してしまい止まらなくなってしまう現象になる。M氏が入手元の方に相談し、モータとギヤを交換して貰い、動作OK、コネクタまで付けていただいたのだが、どうも、私の手許で動かない・・・、ではなく、動き過ぎてしまう。私の結線間違い、操作間違いがあるのか??  昔のラジコン雑誌にも注意として関連記述があったが、もちろん、ここではエンコンモードに入った瞬間にボタンをはなして、そのモードから離れている。機構的にはシンプルな物ながら、数十年昔のこの装置には開発された人達のワザ組み込まれている気がする。
 実物を見て作った回転スイッチの模型で電流のオン、オフによる動作の仕組みがわかったのだが、、、。一端エンコンモードに入るとモータが永久回転状態になってしまう現象が理解できない???    
 
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2017年 4月13日(木)=河川敷で制御距離実験=            



 とりあえず舵のコントロールだけで制御距離の実験をここで行った。いままで自分一人で送信機を自動オン/オフさせ、受信機を持って離れていくということだったのだが、手信号で合図しながら右、左、中の舵の操作を確認することができた。実験距離は100メートルぐらいだった。
 送信機、受信機の自作から始まってすでに2年、道のりは長かったが、やっと階段を一段上ったような気が。
 でもまだ、エンジンのコントロールは出来ていないが、問題に直面して、逆にやる気が出てきた。    
 
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2017年 4月8日(土)=ラジコン野外テスト用BOX作成=            



 シングル用サーボ(ダラーとエンジンの二つ)が揃い、実現が視野に見えてきたシングルラジコン実験。これまで一人で行ってきた制御可能距離の実験に、このプロジェクトの主役であるM氏とともに河川敷で行うことになった。そのため、揃ったユニットを手にぶら下げて移動できる箱に収めたところ。残念なことに、エンジンコントロール用のサーボは、連続回転してしまい、目下原因究明中なので、とりあえずラダーサーボのみ組み込む。    
 
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2017年 4月4日(火)=ラジコン機搭載を前提に結線=            



3月19日に記載したラジコンサーボ機構の試験板の部材を実機の搭載スペースに納めるべく、纏めて結線。再起動したシングルラジコンで模型を動かすこのプロジェクト、先月末、その主役であるM氏との打ち合わせで、ラダーサーボの動きを確認。エンジンコントロールサーボとシナベニア上のテスト装置をいよいよ実機に搭載する段階になる。    
 
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2017年 3月25日(土)=薔薇のハートが七色に輝く=            



 昨日、工作室長会心の作、厚紙とアルミ箔のホチキス式「ペーパーボード・ラジオ」を持って臨んだ企画会議だったが、誰もが手軽にパッチンパッチンで完成できそうになく、あえなくボツとなった。

 その席で、「あきを・T氏」の作品「レインボーカラーに輝く薔薇のハート」を見る。150本以上のフルカラーLEDが埋め込まれた造花の薔薇が立体的なハートに形作られ、畳1枚分ぐらいの屏風に取り付けてある。

3月3日付けの、この工作室日記に、あきをT氏から相談受けて秋葉原のコーヒー店で結線方法や電流計算の説明をした事、その後の研究室での実験の事を記しているが、大きなハートの枠の裏側にある数百本になる細い線や抵抗を半田付けして完成させたあきを氏の仕事に敬服した。

点灯開始時は150以上のLEDすべてが赤一色だったのが時間とともにそれぞれのLEDが個別の色に光はじめると、それはそれは綺麗で、まさに圧巻。 結婚式などの飾りものになりそうです。    
 
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2017年 3月22日(水)=ペーパーボードラジオ完成=            



 某電子工作雑誌向けに作品作りと記事執筆していたとき、その2008年12月の第2号で「ブレッドボード・ラジオ」と称して、ベニア板上に端子として木ねじを配してそこに部品をハンダ付けする、ラジオを製作、掲載したことがあった。

一週間ぐらい前に物作り仲間のクリエーターA・T氏から、その某誌に久保幸夫氏が毎号掲載しているアルミテープとホチキスで部品をつなぐ半田レスのパッチン基板の手法でラジオが出来ないか?との問い合わせがあった。

 キャンプや登山と電子工作を組み合わせる企画らしい。なにかテーマをいただくとやる気がでてくるものだ。と、いうことで以前自分が製作したベニア板上のラジオを厚紙上で再現した。プリント基板の感じに太めのパターンを作り厚紙全面に貼ったアルミテープをパターンに合わせてカッターで切り取りながらパターン完成。

 ホチキス工作では半田付けと違う注意点が多くあることに気付く。ともかく試行錯誤の結果、良く聞こえるラジオとなった。ミツミの501と東芝TA7368Pを使っている。    
 
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2017年 3月19日(日)=シングルラジコンのサーボ試験板=           



先日M氏から、同氏がようやく入手した今や貴重な存在である「シングルラジコン用サーボ」の試験と結線の相談を受け、昨日、テスト用ボード作成。自作受信機と結線し、自作送信機で操作テストを実行。

送信信号の「ツー」、「ツー・ツー」、「ツー・ツー・トン」に従って動く受信機のリレーのオン、オフの信号でラダー・コントロール用サーボの腕が機敏に作動! 

OK! OK! と喜んだものの、エンジンコントロール用のサーボのほうが動かない。ラダーの腕は中、右、左、エンジンコントロールのポジションでは止まっているようなのだが、 操作方法が問題か? テスト用ボード上の結線ミスか? 2年ぶりに本格的なシングルラジコン研究に戻ることになったが、先は長い? 。    
 
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2017年 3月18日(土)=マイクコードが断線しかかり、、=           



ローカル局とSSBで交信している時、パワー計の振れが急に小さくなる現象が頻発するようになった。そのときは相手局からも音が小さくなり信号も弱くなるとのレポート。どの無線機も古くなって具合を悪くし、1機、1機と戦線離脱して行く中でついにこのTS570も? 
 ところがマイクのカール・コードのコネクタ近くをグリグリしていると元に戻ることに気付く。これか。このことろアンテナも無線機も古くなってあちこちガタがきているが、今回は本体の問題ではない。一安心。コード先端を切って、コネクタを付け替えるのだが、資料でピン接続を調べるのが面倒なのでマイクの裏蓋を開けて 実物で配線の色分けを調べる。コネクタはセンタクバサミで固定してハンダ付け。これで現状回復。
 
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2017年 3月17日(金)= アンテナのメンテナンス =           



2月2日の日誌に記したアンテナの同軸ケーブルからの雨水漏れ。体力不足、なにより高所恐怖症ときているので、恥ずかしながらタワー上のアンテナは専門業者さんにお願いするほか道はなく、 本日ようやくケーブル交換をすることが出来た。某社チームのタワーの上でのアクロバティックな作業、はらはらして見とれているうちに1時間15分位で完了。同時に50メガの八木やV型ダイポールも見て貰う。異常なしとのことで一安心。肝心のHF八木の水漏れケーブルは、上端の回転部分にこすれた穴がぽつんと空いていた。あとで聞いたらそのほかにも2ヶ所穴が空いていたそうだ。このケーブルは20年前に設置したままのものだった。
  ともあれ、これでケーブルの末端に雨水受けとして置いていたワンカップの容器も不要になった。
 
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2017年 3月10日(金)=さようなら JA1FCQ =           




   子供時代からのアマチュア無線の先輩である、JA1FCQ門倉氏がお亡くなりになりました。3月5日のことです。 享年81歳、早すぎるお別れになりました。  7メガの電信バンドを聞いているといつも決まって「7018KHz」でJA1FCQ 門倉氏のCQや和文の交信が聞こえていました。私が生まれ育った市川市の自宅は門倉氏のお宅から100メートル足らず距離にあり、約60年前の1958年、中学生1年生頃から同氏のお宅を訪問してはBCL、SWL、アマチュア無線を実地に学ばせていただきました。
 門倉氏の和文電信は当時からアクティブで、私もその影響を受け電信の世界に入っていきました。
 生前最後にお会いしたのは昨年12月8日、市川市内で食事しながら私の自作電鍵を見ていただいた時です。そのときもパワーアップ申請中との話しを聞き、いつまでもステップアップを続ける門倉氏に舌を巻いたものでした。
ご家族のお話では、仕事の次に命をかけていたものがアマチュア無線で、お亡くなりになる前の日も無線の前でキーを握っておられたとのことです。まさにサイレント・キーというべきでしょうか。
 
 通夜、葬儀には電信のアマチュアのお仲間が集まり冥福をお祈りしました。 私も葬儀にはモールス符号のでのお別れ、「JA1FCQ 73 73 サヨウナラ」の繰り返しを録音したICレコーダと小型アンプをカバンに入れて臨み、棺の前でお別れの信号をお送りしました。
 さようなら、門倉さん、沢山沢山ありがとうございました。 73!
工作室に戻る  短編:次衛紋日記「Kさんとモールスと次衛紋と」 
 
2017年 3月5日(日)= ラジコン用センターローディングアンテナ調整  =           




  久しぶりに電話で話したJA1IPS高須賀氏から、以前さかんにやっていたラジコンはその後どうなったの? 飛行機は飛んだの? と追求されてしまった。たしかに2年前、2015年のこの日誌のページはシングルラジコン(トン・ツーだけの電信みたいな信号)だけで飛ばす飛行機の送受信機、サーボ機構の研究ばかり。
  舵をコントロールするシングル用のサーボが無く、シングル用送信機でマルチサーボをコントロールする仕組みを作ったものの、重量オーバーで中断していた。しかしこのプロジェクトを進めるM氏が、ついにシングル用舵とエンジン用のサーボを入手。これを機にプロジェクト再起動。M氏の製作するエアプレーンは、ほぼ完成しているとのこと。
  折しも先日秋葉原でセンターローディングコイル付きのロッドアンテナを見つけて購入していたので、コイルを調整。ロッドアンテナの根元の3ターンのコイルにディップメータを結合、思いっきり巻き足したローディングコイルの巻き数を少しずつほどきながら調整。目的周波数(27MHz帯)での深いディップが気持ち良い。
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2017年 3月4日(土)= 錆びた電池ケース  =           




  1年以上休眠していたシングルラジコン研究に再起動の光がさしてきた。ということで久しぶりにシングルラジコン送信機のケースのフタをあけてみたら、電池が・・・・! 。 インターネットでも100円ショップの電池の液漏れ注意喚起を見ていたが、、、。多分大丈夫だろうと思っていた。でも、やはり。こうなるのか。
  腐ってしまったバネと金具をニッパやヤスリで削りとり、後をアルコールでさんざん洗ったのち、別の電池ケースからバネと金属板をはずしてはめ込む。形が違うのでやや無理があるものの、これで現状回復。 100円で5本の単3電池。簡単な工作時の実験には重宝しているものの、今後は長く使わない時は外しておくことにしよう。
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2017年 3月4日(土)= 古色蒼然 錆びたカブトムシ  =           




   昼前、地元の沼南(しょうなん)道の駅へ。週末、駐車場は満員でとなりの原っぱの臨時駐車場へ。 車を止めて、ふとウインドウ越しに横を見ると、みごとにさびた車。 もともとここに放置されていた車?  でもなさそう。なんだか格好いい。
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2017年 3月3日(金)=フルカラーLED  =           




  フルカラーLEDの動作試験。今週はじめ、もの作り大好きのA.T氏と秋葉原で会った時、同氏制作中の作品、「レインボーカラーに光る大型屏風」の部品や配線方法、電源について相談を受けました。140個のフルカラーLEDを使った、畳1枚分ぐらいの大きなバラのハート形が七色に光る屏風展示ディスプレイとのこと。
コーヒー店の店内で電池やLEDを広げ、光らせたり、簡易LEDテスターでおよその動作電流を計ったりしながら、ノートの切れ端に結線図や使用抵抗の抵抗値、配線用基板などの図を描いてお渡ししました。
 LEDは並列の2個を1ユニットとし、それを70組配線します。ブレッドボード上でその1ユニット分の電流や明るさを確認したところです。電源は5V。緑で30mA、青で50mAなど、発光色が変わるにつれ電流値もかなり変化していきますが予定どおりの電流。明るさも十分で問題ないようなのでひと安心。
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2017年 3月2日(木)= 接点自作 =           




 今年になって作った二つのかまぼこ板バグキー(酉1号、2号)の接点はU字型のりん青銅の帯だけをネジに接触させていたので、接触を確実にするために厚さ2ミリ、直径6ミリのしんちゅうの丸い接点をU字帯の先に付けてみました。
 こうすることで、ざらつき音が無くなったような・・・(気がする)。
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2017年 3月2日(木)= 接点自作 =           



これまで機械接点のバグキーを自作するたびに気になったのは短点用接点のノイズ発生です。U字型のりん青銅帯の先にはリレーの接点金具や電池ホルダの金具をハンダ付けていましたが、今日は、相手側のネジ先端にしっかりぶつけられるよう、少しだけ質量のある接点を作ってみました。
  直径6ミリの真鍮棒を金ノコで2ミリ厚に切り、U字型にハンダ付け。
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2017年 2月25日(土)= 春きたりぬ =           



このページの更新も滞りがちなのに2月もあとわずか。もう3月が目前 !。ついこの間正月を迎えたばかりと思っていたら !!! 。 しょうなんラジオ工作室の活動は停滞気味。 とは言え、、、、。風も無く暖かな陽射し、青い空に綿雲。実にいい陽気。研究室(実は単なる自宅)窓越しに見る道路をはさんだ畑の梅の花は今が盛り。
 いつも花が一杯の近所のお寺「観音寺」の梅はどんなかな? 昼すぎ、今日は早めにウオーキングに出て「観音寺」まで足を伸ばす。 梅花はすでに盛りを過ぎたような感じだが青空をバックにした紅梅、ろう梅の花があざやか、良い香。
 気が付けば春は来ていた。
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2017年 2月6日(月)= 縦振り電鍵のツマミを作り替え =           



アメリカンスタイルの縦振電鍵に付いていたツマミは上から叩くように打つ為なのか、平らたいものでしたが、なんとなくなじめなくて、木を削って自作したものに以前、替えていましたが、軸部分がやや太く、引き出しのツマミのような形になってしまっていて、気に入っていませんでした。
  昨日、思いついてそのツマミを改めて削り直してみました。ネジ部分をボール盤に固定し、ツマミを回転させながら木工ヤスリ、とサンドペーパで磨き、さらに土台に近い色で塗装しました。なんか良い雰囲気になりました。ツマミの下の丸い板はMDF板を丸く切り抜いたものです。
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2017年 2月2日(木)= 同軸ケーブルの雨水がようやく乾く =           



昨年12月、無線運用の際に送信状態にするたびにアンテナ切替器からパチン! という音が出ることに気が付き、見ると切替器のコネクタが濡れている。同軸を外してみるとなんと同軸のコネクタからポタリ、ポタリと雫が垂れてきた。
  同軸ケーブルに雨水が入ったという話しは聞いたことがあるが、それが現実のものに。これは14,21,28八木アンテナのケーブル。めんどうなことになったが、取りあえずワンカップの容器に雫を垂らすまましばらく放置し、アンテナはもっぱらロタリーダイポールを利用。その間、さしたる雨もなく、乾燥した天候が続き同軸からの雨漏りも無くなったので一応、元にもどしたものの、根本的な解決にはなっていません。 近々アンテナ整備しなおさなければならなくなりました。
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2017年1月31日(火)=2017酉型BUG2号製作 =           



酉型BUG1号の実寸を図面に描き、それをもとに2号の部材加工、組立完了まで3日かかりましたが、組立後の調整を経てほぼ同じ動作をするようになりました。
1月9日掲載の四枚のかまぼこ板一番右の「小田原鈴廣」の上に製作。残りは「越後高田、平八」1枚になりました。
 酉型BUG2号もできるだけ手持ちのアルミ、銅板を加工していますが、接点用ネジを付ける小さなL型金具(1個30円)は秋葉原で購入してきたものです。1月に入って2つめが完成した電鍵工作。どうも今年もしばらく続きそうな様子です。切ったり曲げたり削ったり、動きを工夫しながらの工作が面白いからです。
YOUTUBEに酉1号、2号の動画をアップしました。 ここにはブラウザの「戻る(←)」で戻ってきてください。
工作室に戻る  Youtube「酉型BUG1号、2号動画」を見る 
 
2017年 1月28日(土)=電信仲間との飲み会で =           



昨年末から1月末まで無線のお仲間との飲み会が続きました。そのたびに自作の各種電鍵を持参しては披露(自慢?)していますが、いただいた意見やアドバイスが改良や次の作品への弾みになっています。
 本日の新年会でも今年の酉1号BUGに一定の評価をいただき、それを真に受けて調子にのってしまい、早速同じ仕様で酉2号BUGを作ることにしました。
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2017年 1月27日(金)=イチゴジャム用モニター =           



今日は午後から錦糸町で映画鑑賞会。最近あまり出歩かないので、この機会にあしを伸ばして午前中に秋葉原まで行き、細かい部品を購入。その際、秋月電子で先日JL1EDB局から情報を頂いていた、小型マイコン、「イチゴジャム」に接続できる小型液晶モニターもGET。これまで大きなアナログテレビを繋ぐと場所をとってしかたがなかったのが、とてもすっきり。ついでに5Vの電源アダプタも購入。電源はUSBで既存のパソコンから取っていたので、これでイチゴジャムだけの環境出来。
ところで、プログラムと言ってもこんな簡単なものを入れて遊ぶだけなのですが。秋葉原で購入したその他の部材は、やはり小型電鍵工作用のアルミ板や銅板・・・・。
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2017年 1月21日(土)=2017年 酉年1号バグキー完成 =           



先日作ったかまぼこ全自動の機構をヒントに簡単に出来るバグキーを試みました。MDF板上で寄せ集め部材のバラックを組立て、動きを確認、部材加工して再びMDF板で再現、その結果をかまぼこ板の上で最終組立しました。
 かまぼこ板は1月9日掲載の小さい板を2枚つなげたものです。肝心の操作感覚は静かな操作でも短点が気持ちよく連続します。いままで作ってきたかまぼこバグはいったい何だったんだろう、という気持ちです。
下の(1)は酉型BUG1号を操作している動画です。 参照後、できればブラウザの「戻る」で戻ってきてください。
工作室に戻る  (1)Youtube「酉型BUG1号の動画」を見てみる) 
 
2017年 1月19日(木)=2017年初の自作バグキー試作 =           



今年は電鍵工作はやめようと思っていたのに、もう作ってしまった。
  右が、それで新しいかまぼこ板の上に乗せる予定の新型バグキー。左にある自作かまぼこバグに比べて、とてもシンプルです。部品の加工もそれほど必要なく、少ない工作で完成。 動作は、いままでのゴテゴテしていたバグキーよりも良いくらい。 動作はOKになったので、これからかまぼこ板に乗せる作業を行います。
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2017年 1月11日(水)=自作電鍵の動画をYoutubeにアップ=           



電鍵工作日誌の掲載写真だけでなく動く様子を見ていただきたく、12月末から自作電鍵の操作ビデオを「YOU TUBE」にアップするためにデジカメで撮影、アップしていましたが、正月の間に15本分の動画をアップロードしました。 

「YOUTUBEの検索で「バグキー自作」とか「全自動電鍵自作」などで検索すると出てくると思いますので試しにご覧下さい。

 ちなみに下の(1)は全自動バグ1号の動画です。  
 
(Youtube「(1)全自動バグ1号の動画」を見てみる)  工作室に戻る 
 
2017年 1月9(月)=Ummmm =           



小型のかまぼこ板はあまりに小さく、さすがにこの上に機械式全自動電鍵は作りにくい。・・・ので、・・・。   
 
 

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2017年 1月9(月)=正月休み終わる=           



「かまぼこは買ったか?」と  年末に繰り返し研究室員(妻)に確認し、「ぼけてくると同じ事を何度も聞くようになる」と斬りかえされていた。成人の日の祭日で正月休みも終わり。出てきたかまぼこ板はこれだけだった。
 かまぼこを食したい訳ではなく、この板きれが目的だったのだが。
  かまぼこ板電鍵の製作はひとまず終了し、多くの時間を工作室本来の業務? 電子工作や無線運用にあてるつもりなのだが・・・。どうなることやら。 まずは左の小さい板をつないで普通の寸法にしてみることに。   
 
 

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2017年 1月1日(日)=新しい年の夜明けを迎える=           



例年のごとく、元旦の明け方近くの日の出を見る交差点へ。気温3.3度冷たし。6時45分頃漸く東の空が赤く染まる。ここは近所では初日の出を見る地点として有名? になってきたのか、何人ものカメラを構えた人達が集まっていました。
2017年が良い年であることを念じつつ工作室に戻りました。   
 
 

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